シティテラス長津田の構造説明会がありました。長谷工さん主催で、設計構造について説明されておりました。
正直なところ、専門的すぎて全ての概要は分からなかったのですが、ポイントになりそうな点だけを備忘がてら整理しておきます。
ポイント1. 耐震設計~震度7強でも倒壊防止
耐震設計では、以下の2つを基準として設計されているようです。
- 「数十年に一度(震度5程度)」の地震においては、建物の構造体に著しい損傷がないこと
- 「数百年に一度(震度6~7強)」の地震においては、倒壊防止により人命が保護されること
平たく言えば、「地震がきたら多少ヒビとか入るかもしれないけど、致命的な状態にはならないように」ってことのようです。
タイムリーに、2016年4月14日に熊本地震が起きたばかりなので、地震対策がしっかりされていることは、ひとまず安心です。
ポイント2. 劣化対策等級3~90年持つ仕様
建物の丈夫さを表す指標として、「劣化対策等級」という概念があるようです。以下、weblioから引用します。
住宅性能表示制度により、建物の構造部分に用いられる木材のシロアリ対策や鉄筋の錆び対策など、住宅を長持ちさせるための対策の程度を示す等級である。ちなみに建築基準法が定める対策が講じられている場合は「等級1」、2世代(50年〜60年程度)まで長持ちするように対策が講じられている場合は「等級2」、さらに3世代(75年〜90年程度)まで長持ちするように対策が講じられている場合には「等級3」と評価される。
本制度においては最高等級を保持しているとのことです。
調べてみたところ、平成26年度の時点で、共同住宅の90%以上は「等級3」を取得しているようで、「売り」にできるポイントではなさそうですが、数十年程度で全改修などにはならない、という点では安心材料ではあります。
構造説明会では、こんな質問内容も
ちなみに構造説明会では、以下のような質問がありました。
- 敷地には以前の建物のコンクリートが残っていたが、撤去されたのか?横で見ている感じでは、埋めてしまっているようにも見えるが、問題ないのか?(近隣の方)
→長谷工さん側では把握しておらず。現地の工事会社に確認する、とのこと。 - 長谷工では施工不良の事例はあるのか?
→工事中の不良はあるが、完了までには適切に対応している。 - ボーリングの全調査は行ったのか?
→調査は14箇所。ただし杭打ち段階で毎回チェックし、想定地盤とのズレがないかは随時チェック
シティテラス長津田の価格でも紹介したように、長津田地域のマンションとしてはダントツで値段が高いと思われるので、しっかり調べて納得した上で購入したいですね。